安針塚という名称なんだから、誰かのお墓がありそうな場所ですね。
安針って人なんだろうか?でも変わった名前だね・・・
実はとあるイギリス人が安置されています。
安針塚駅も駅名変更でこうなった。全然違った最初の駅名は・・・

安針塚駅は後から追加されました。
本線の開通は1930年4月1日で、安針塚駅は1934年10月1日に開業しました。
最初の駅名は「軍需部前駅」
最初は、軍需部前駅となってました。
その名称の通り、日本帝国海軍の軍需部があったのでしょう。
現在でも海の近い所に、海上自衛隊の横須賀基地の一部があります。
駅名が今の名称に変わったのは1940年のこと。
まだ大東亜戦争にはなってませんが、第2次世界大戦に突入しているため、京急あるあるが発動したのでしょう。

ということで、安針塚駅となりました。
安針塚の由来

安針塚ってのは、三浦按針のお墓(塚)から取りました。
駅からはちょっと距離があるんですが、三浦按針の供養塔があった事から「安針塚」となりました。
「按針」でないのは、漢字表記を簡単にしました。
駅名に採用する漢字については、特に制限がないのですが、読みやすい字に変える事は時々あります。
「塚」ってのはお墓って意味です。

ウィリアム・アダムスというイギリス人です。
- 船乗り、航海士としてイギリスで活躍
- 極東を目指す船旅に参加
- 日本に漂着
- 徳川家康政権により処刑されそうになる
- 航海目的が分かってセーフ
- 通訳や船、数学、外交のため幕府に利用される事に
あえて「利用された」としましたが、その結果かなり実績を残してくれたので、家康は旗本にしました。
また日本名「三浦按針」を付けました。
三浦は領地の三浦のこと。按針はアダムスの職である水先案内人という意味です。
参考:サムライとなった英国人航海士、「三浦按針」とは。その足跡をたどる伊東の旅
安針塚駅の更新工事。状況
安針塚駅は2007年に大規模な改良工事が行われました。
- エレベータの新設
- 改札内にトイレを設置
安針塚駅の利用者数は1番少ないです。
しかもホームがカーブしているため、ホームドアの設置もちょっと難しい構造。
一応「全駅設置」を目指してる京急ですが、安針塚駅への設置は後回しになってます。
普通しか停まらないし、周りは三浦丘陵に囲まれてるし、田浦駅や逸見駅に挟まれているし・・・
目ぼしいものもないので、周辺住民が使うくらいです。
安針塚駅の近くには1つ、珍しいものが残ってるよ

安針塚駅の辺りは三浦丘陵でゴツゴツした地形なため、展望公園はまぁまぁあります。
あとは駅名由来の安針塚。
そして廃線マニアが喜ぶ場所があります。
比与宇トンネル
ただのトンネルではなく、帝国海軍が使ってたレールが一部残ってます。
かつては列車が通ってたらしい。
レールが残っているのはJR田浦駅の方。
海上自衛隊の施設に繋がる道路沿いの所にレールが残ってます。
ただ単に残ってりゃ珍しくもないんですが、ダイヤモンドクロスが残ってるってのがポイント。
三浦安針墓
塚山公園の奥の方にあります。
塚山公園も展望デッキがあって、高さが結構あるんで見晴らしは良いです。
で、山の方に入っていくと安針塚が設置されていて、アダムスとそのパートナーのお墓があります。
アクセスは結構悪くて、歩いて行くしかありません。
ちなみにそこに埋葬されてるワケではないらしい。
安針台公園
こちらは海に近い展望場所です。
4号・5号ドックが見えるので、運が良ければ第7艦隊の軍艦が見えるかも。
公園自体はふつーの公園なので、めっちゃ地元の人が居ます。
まとめ:安針塚駅、京急で最も利用者が少ない理由

人が集まるほどの観光資源が無く、大きな海自施設もないし、住宅が少ないため
マジで近くに住んでる人くらいしか使わない駅です。
だけどもマニアックはものはあるので、廃線や軍艦好きな人は1度行ってみると良いかも?
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